pdc journal
24.Sep.2021
パーソナルカラーで診断!
似合うアイシャドウの選び方

まだまだマスクが手放せない日々の中で、今まで以上に人々の視線が集まるのが“目元”です。好みのカラーシャドウやアイライナーを使ってメイクをするのもいいですが、より自分に似合うカラーを知っているともっと魅力を引き出せますよ。パーソナルカラーアナリストであり、ビューティアドバイザーでもある筧沙奈恵さんにアイシャドウをパーソナルカラー別に分類してもらいました。

パーソナルカラー分類チャートを見る

知っている人もここでおさらい!
パーソナルカラーって??

写真左上から時計回りにイエローベース春、イエローベース秋、ブルーベース冬、ブルーベース夏のカラーチャート。

パーソナルカラーとは、簡単に言うと「自分に似合う色」のことです。
ドレープと呼ばれる布をデコルテに当て、「肌の色」「髪の色」「瞳の色」とのバランスを見ながら導き出すものです。大きく分けるとブルーベース、イエローベースの2種類。それらをさらに2つに分類し、ブルーベース夏、ブルーベース冬、イエローベース春、イエローベース秋の計4つに分けられます。

それぞれの特徴を簡単にご説明!

ご自身のパーソナルカラーを知るには対面で診断してもらうのが一番ですが、簡易的にチェックできる項目を挙げてもらいました。

●イエローベース春

肌でチェック!
・黄味、ツヤ、血色感のある肌
・日焼けしやすいが戻りやすい

髪でチェック!
・明るめのブラウンでツヤがある

瞳でチェック!
・明るめ、もしくは濃いめのブラウン
・白目と黒目のコントラストがはっきり

●イエローベース秋

肌でチェック!
・黄味が感じられ、マットな質感
・頬や唇に赤みが出にくい
・日焼けしやすく、戻りにくい

髪でチェック!
・暗めのブラウン、もしくは黒髪
・量が多くマットな質感

瞳でチェック!
・暗めの色で落ち着いた雰囲気
・白目と黒目のコントラストがはっきりしておらず柔らかい

●ブルーベース夏

肌でチェック!
・ピンクや青みを感じる肌
・日に焼けづらく、焼けても赤くなり戻りやすい

髪でチェック!
・ソフトな黒、もしくはアッシュグレー
・マットな質感で柔らかい

瞳でチェック!
・赤みのあるブラウンもしくは明るめの色味
・黒目の縁がぼんやりしている

●ブルーベース冬

肌でチェック!
・青みがかったピンク、もしくは褐色
・ハリのある肌

髪でチェック!
・ツヤがありしっとりとした黒髪

瞳でチェック!
・白目と黒目のコントラストがはっきり

なんとなくパーソナルカラーについて分かったところで、いよいよアイシャドウを分類していきます。

イベリスピメル ムースアイシャドウ
全7色を
パーソナルカラー別に分類

高密着でヨレづらく、濡れまぶたをキープできる人気の「ムースアイシャドウ」。パーソナルカラー的観点で各色の特徴を筧さんに教えてもらいました。

ピンクベージュ
黄みにも青みにも寄っていない、落ち着いたピンクベージュは、全ての方におすすめの万能ベージュです。季節も問わないので、ベーシックなデイリーメイクに重宝しそうですね。

コーラルピンク
珊瑚のような、明るめで温かみのあるコーラルピンクは、「イエローベース春」の方にフィット。目元をパッと明るく見せてくれますよ。

シアーブルー
シルバーラメや青ラメがたっぷりで、うるうる儚げな目元を作ってくれるシアーブルー。青みが強いので、「ブルーベース夏」や「ブルーベース冬」の方におすすめです。イエローやオレンンジなどブルーベースさんが苦手とするカラーを楽しみたい時に上から重ねるのも◎です。

スパークルオレンジ
オレンジの果汁を絞ったような明るくフレッシュなスパークルオレンジ。黄みが強いので、「イエローベース春」の方や華やかに見せたい「イエローベース秋」の方におすすめです。

ペールグリーン
明るくやや黄みがあるピスタチオのようなペールグリーン。明るいカラーが似合う「イエローベース春」や、黄みが少ないので「ブルーベース夏」の方にもマッチします。

レッドブラウン
葡萄を煮詰めたような、ダークでクールなレッドブラウン。「ブルーベース冬」や深みのある目元を楽しみたいという「ブルーベース夏」の方にも!

コッパーブラウン
黄みがありシックで落ち着いたコッパーブラウン。「イエローベース秋」や深みのある目元を楽しみたい「イエローベース春」の方に馴染みます。

Question!好みのシャドウが
自分のパーソナルカラーと
違ったらどうしたらいいの?

分類チャートを見て、自分の持ってる色がパーソナルカラーと違ったといって肩を落とさないで!と筧さん。「パーソナルカラーはあくまでより似合う色を判別する手段であって、その結果により好きな色でメイクができない、洋服が着られないというわけではありません。自分のパーソナルカラーではないけれど好きだからメイクに取り入れたい!そんな時の取り入れ方をご紹介しますね。」

POINT 01全体に塗らずにラインでのせる

アイホール全体に塗るのではなく、アイラインを引くように目のキワにライン状に入れることで色味の存在感を抑えることができるのでパーソナルカラーと異なる色味でも馴染みやすいです。

POINT 02下まぶたにポイントで入れる

マスク生活が続くなか、あえて下まぶたにポイントで色をのせてあげることで良いアクセントになる効果も。ラメ飛びしにくいムースシャドウを下まぶたの中央にのせてあげるとうるうるした瞳も演出できます。

POINT 03得意な色、もしくは
ベースカラーを仕込む

パーソナルカラーと異なる色だけでメイクするのではなく、自分が得意とする色味や、ベースとなるカラーと一緒にメイクすることで肌色との乖離を抑えることができ、まとまりも良くなります。メイク初心者さんが取り入れやすいのはベースの色を仕込むこと。イエローベースはゴールド、ブルーベースはシルバーのアイシャドウと一緒にメイクしてみてください!単色で使うよりぐっと自分に馴染みます。

パーソナルカラーを知っていると、「自分に似合う」「より魅力的に見せてくれる」ものを選べるようになり、メイクがもっと楽しくなりますよ。

おすすめアイテムイベリスピメル 
ムースアイシャドウ
濡れたような
うるんだ目元に!

いまどきの抜け感
発色もおしゃれ

繊細な輝きで濡れまぶたを演出してくれるムースアイシャドウ。瞬きするたびに目元がさりげなくきらめき、今っぽい抜け感に。

商品詳細はこちら

教えてくれたのは…

PROFILEカラー&ビューティー
アドバイザー
筧沙奈恵さん

大学時代から読者モデルとして活躍。卒業後一般企業に勤めたのち独立。現在はカラー&ビューティーアドバイザーとしてサロン「Sheen」を主宰。パーソナルカラーアナリスト、骨格アナリスト、顔タイプアドバイザーの資格を持ち、トータル診断を実施。詳しくはこちらから。